長野県茅野市にある「公立諏訪東京理科大学」の概要!学科や特徴を解説
長野県の南信地方、八ヶ岳のふもとにある茅野市は、白樺湖や蓼科高原などが近くにあり、自然豊かな環境で生活できることから移住検討者から注目されている街です。
茅野市では移住者に向けたサポートや子育て支援事業に力を入れているため、若い世代から年配の方まで、あらゆる年代の方からの関心が高まっています。
今回は、長野県茅野市にある「公立諏訪東京理科大学」の概要や学科、特徴について解説します。
茅野市で不動産売買をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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長野県茅野市にある「公立諏訪東京理科大学」の概要
まずは、公立諏訪東京理科大学とはどのような大学なのか、その概要として、大学が掲げる理念や沿革について解説します。
公立諏訪東京理科大学の理念
公立諏訪東京理科大学の建学の精神は、「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」です。
公立諏訪東京理科大学の前身は、東京理科大学の系列校である「東京理科大学諏訪短期大学」であるため、東京理科大学の建学の精神を継承しています。
基本理念
公立諏訪東京理科大学の基本理念は、以下の3つです。
●先端的な科学技術に挑戦する教育と研究を推進する
●人間性および創造性豊かで主体性の確立した人材を育成する
●地域における知の拠点としての役割を果たす
公立諏訪東京理科大学では、理学および工学、経営学の融合教育をおこない、地域と国の将来の発展に貢献することを基本理念としています。
教育理念
上記の基本理念のもと、公立諏訪東京理科大学では以下の3つの教育理念を掲げています。
●自ら将来を開拓できる先端的な知識・技能を身につけさせる
●先端技術を広く社会で実践できる総合的な能力を身につけさせる
●主体性を持ち、地域に貢献しながら世界にも羽ばたく人材を育成する
公立諏訪東京理科大学では、変化する社会のなかで多角的にアプローチできる知識と人間性を身につけた人材を育てることを目指し、日々学生と向き合っています。
公立諏訪東京理科大学の沿革
先述のとおり、公立諏訪東京理科大学は、東京理科大学の流れをくむ大学です。
その沿革を、大まかにご紹介します。
●1990年:「東京理科大学諏訪短期大学」の開学
●2002年:改組転換により「諏訪東京理科大学」の開学
●2006年:諏訪東京理科大学大学院の設置
●2018年:「公立諏訪東京理科大学」の開学
公立諏訪東京理科大学は、諏訪地域6市町村(岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村)からなる公立大学法人として誕生しました。
地域産業や文化の振興、地域創生に寄与することはもちろん、将来の国の発展にも貢献することを目指し、毎年多くの卒業生を送り出しています。
公立諏訪東京理科大学の周辺環境
公立諏訪東京理科大学の周辺は静かな住宅地で、田畑や森が多く残る自然豊かな環境です。
最寄り駅はJR中央本線「茅野駅」で、駅から大学まではバスで10分ほどかかります。
茅野駅は、新宿駅から乗り換えなしでアクセスできます。
茅野駅周辺は、スーパマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストア、ディスカウントショップ、飲食店などが点在しており、買い物に困ることはありません。
治安も良いため、住みやすい街ですよ。
●所在地:長野県茅野市豊平5000-1
●アクセス方法:JR中央本線「茅野駅」よりバスで約10分
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長野県茅野市にある「公立諏訪東京理科大学」の学科
東京理科大学の系列校である「公立諏訪東京理科大学」の概要について前章で解説しましたが、具体的にはどのような学科があるのでしょうか。
公立諏訪東京理科大学は、工学部2学科があります。
工学部で学べる2学科は、「情報応用工学科」と「機械電気工学科」です。
それぞれの学科の特徴について、順番に解説します。
情報応用工学科
情報応用工学科は、情報工学をベースに、学生自身のアイデアを実現するための学びと研究をおこないます。
そして、より高度で専門的な知識と技術の習得を目指し、入学時に2つのコースから選択して受験することが可能です。
情報システムコース
情報システムコースは、1年次から専門分野を学ぶコースです。
ソフトウェア技術を重点的に習得し、情報技術やインターネット技術のエキスパートを育成します。
知能情報通信コース
知能情報通信コースは、情報工学を幅広く学ぶコースです。
システムの本質をソフトウェアとハードウェアの両面から理解し、総合的に組み合わせてシステムを構築する知識・技能を身につけます。
機械電気工学科
機械電気工学科は、機械と電気をつなぎ、新しい技術やアイデアを取り入れながら新たな価値を生み出すための学びと研究をおこないます。
さまざまな技術課題を解決できる能力を持ったエンジニアを育成するため、2つのコースが用意されています。
機械理工学コース
機械理工学コースでは、高校で学んだ数学や物理に対する理解を深め、原理や法則を活用し、「理工学的視点」から人々や環境に有益な機械を作り出す知識と技術を学ぶコースです。
脱炭素エネルギーの燃焼技術、宇宙・航空関連技術、交通安全性能向上技術など、SDGsの達成や少子・高齢化問題を見据えた最先端の「機械理工学」を学びます。
電気理工学コース
電気理工学コースは、「理工学的視点」から人々や環境に有益なエネルギー利用技術やデバイスなどを新たに作り出す知識と技術を学ぶコースです。
磁気浮上技術や太陽エネルギーを活用する半導体技術、蓄電池技術など、最先端の「電気理工学」を学びます。
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長野県茅野市にある「公立諏訪東京理科大学」の特徴
最後に、公立諏訪東京理科大学の特徴について解説します。
教育支援
公立諏訪東京理科大学では、教育支援として以下のようなことをおこなっています。
共通・マネジメント教育
技術者としての知識と技術の習得にくわえ、時代や社会のニーズに合わせて製品を開発する力や経営戦略を学ぶカリキュラムが設けられています。
経営学の一般的な知識やマーケティングなど、工学部でありながらマネジメントを学ぶことができます。
海外ビジネス研修
公立諏訪東京理科大学では、英語の必修・選択科目に習熟度別少人数クラス制を採用し、英語力を高めています。
そして、グローバルな感性を養うために、海外ビジネス研修(短期・長期)を実施しています。
海外で活躍する企業や先輩が活躍する姿を肌で感じ、多様化する社会でのコミュニケーションやスキルを磨くことが目的です。
データサイエンス・AI人材リテラシー教育プログラム
数理・データサイエンス・AI教育分野の基礎的な知識と技術の修得を目的とした教育プログラムです。
AI時代の情報倫理や統計学を学び、実社会におけるデータを統計的に分析する知識と技術の習得を目指します。
東京理科大学との連携
成績優秀者は、公立諏訪東京理科大学で2年間学んだあと、東京理科大学の3年次に編入学できる制度があります。
また、公立諏訪東京理科大学を卒業後、さらに専門的な研究をおこないたい学生には、東京理科大学の大学院に推薦入学することが可能です。
さらに、夏休み期間などに、東京理科大学生とともに海外の大学で学ぶプログラムも用意されています。
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まとめ
公立諏訪東京理科大学は、工学部に特化した大学で、「情報応用工学科」と「機械電気工学科」の2つの学科があります。
専門分野の知識はもちろん、将来あらゆる方面で活躍できる人材を育成するため、工学と経営学を融合させた教育をおこなっています。
より専門的な研究を希望する学生は東京理科大学や大学院に進むことができるため、工学を専門的に学びたい方におすすめの大学です。
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